Cast

SHIRLEY HENDERSON  Karen シャーリー・ヘンダーソン (カレン)

SHIRLEY HENDERSON  Karen シャーリー・ヘンダーソン (カレン)

1965年11月24日、イギリス・スコットランド・ファイフ生まれ。 労働者階級の家に三人姉妹の長女として生まれ、若い頃から演技を始めた。13歳のときに、地元の歌の大会で優勝し、ボクシングで試合の間に歌うパフォーマンスをする。キャリアのために演技の道に進むことを決意した後、ロンドンに出て、名門校ギルド ホール音楽演劇学校で演技を学ぶ。1986年に卒業後、英国国立劇場やロイヤル・コートシアターをはじめとする有名劇場で舞台の経験を積む。1987年にTVシリーズ「Shadow of the Stone」でデビューし、ロバート・カーライル主演の人気TVシリーズ「マクベス巡査」(95〜97)の出演で頭角を現し、映画出演にも乗り出す。マイケル・ケイトン=ジョーンズ監督『ロブ・ロイ/ロマンに 生きた男』(95)出演を経て、ダニー・ボイル監督『トレインスポッティング』(96)の出演で知られるようになる。そして、1999年にマイケル・ウィンターボトム監督『ひかりのまち』に出演。以降、『めぐり逢う大地』(00)『24アワー・パーティ・ピープル』(02)『トリストラム・シャンディの生涯と意見』(05/TV)「The Look Of Love」(13)にも出演、ウィンターボトム監督作品の常連俳優となる。主な 他の出演作に、シャロン・マグアイア監督『ブリジット・ジョーンズの日記』(01)、ビーバン・キドロン監督『ブリジット・ジョーンズの日 記 きれそうなわたしの12か月』(04)、シェーン・メドウス監督『家族のかたち』(02)、ジョン・クローリー監督『ダブリン上等!』(03)、サリー・ポッター監督『愛をつづる詩(うた)』(04)、ソフィア・コッポラ監督『マリー・アントワネット』(06)がある。『ハリー・ ポッターと秘密の部屋』(02)と『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(05)の"嘆きのマートル"役でも知られている。

JOHN SIMM  Ian ジョン・シム (イアン)

SHIRLEY HENDERSON  Karen シャーリー・ヘンダーソン (カレン)

1970年7月10日、イギリス・ウェストヨークシャー州リーズ生まれ。 ランカシャー州ネルソンで育つ。ミュージシャンの父親を持ち、若い頃から父親のステージで歌とギター演奏をしていた。16歳の時にブラックプール演劇学校に入学し、19歳でロンドンの演劇学校ドラマ・センターに進学し演技を学ぶ。1992年TVシリーズ 「Rumpole of the Bailey」でデビューし、1994年にジョン・マッデン監督のTV映画「Meat」に主演。翌年、人気TVドラマ「心理探偵フィッツ」(95)に主要キャストとして出演。1996年、ポール・ヒルズ監督作『ボストン・キックアウト』(96/F)で映画出演 デビューを果たす。TVと映画の両方で活躍するようになり、1999年にマイケル・ウィンターボトム監督『ひかりのまち』に出演。同年、パーティー三昧のイギリスの若者たちの姿を描いたジャスティン・ケリガン監督『ヒューマン・トラフィック』に主演。2002年にはウィンターボトム監督『24アワー・パーティ・ピープル』にも出演する。2000年以降は主にTVシリーズでの活躍が目立ち、主な出演作に、日本ではNHK(BS)で放送された「ステート・オブ・プレイ 〜陰謀の構図〜」(03)、数々の賞を受賞し日本では WOWOWで放送された「セックス・トラフィック」(04)に主演、60年代からBBCで放送されているSFドラマシリーズ「ドクター・フー」(07)の出演などがある。国際エミー賞を受賞しアメリカではハーヴェイ・カイテル出演でリメイクもされたTVシリーズ「時空刑事1973 LIFE ON MARS」(06)と、「MAD DOG / マジョルカの罠」(11) は、日本で近年ミステリーチャンネル (現AXNミステリー)で放送され、主演俳優として海外TVドラマファンにもよく知られる存在になった。俳優以外の側面では、90年代に Magic Alexというバンド名でギタリスト兼ソングライターとして、エコー&ザ・バニーメンとツアーを行うなど活動したが2005年に解散。妻である女優のケイト・マゴーワンとの間に二人の子を持つ。

Staff

MICHAEL WINTERBOTTOM Director  Screenplayマイケル・ウィンターボトム(監督・脚本)

1961年3月29日 、イギリス、ランカシャー州ブラックバーン生まれ。オックスフォード大学で英文学を学んだ後、ブリストル大学で映画制作を学ぶ。テレビでミステリー・シリーズやドキュメンタリーを数多く手がけ、テレビ用に製作された『GO NOW』(95)が各地の映画祭で評判となり劇場公開されたことをきっかけに映画界への足掛かりをつかみ、同年『バタフライ・キス』 で映画監督デビュー。『バタフライ・キス』は、ベルリン国際映画祭のコンペティションに正式出品された。 翌年、文豪トマス・ハーディの原作を映画化した『日蔭のふたり』(96)が、カンヌ国際映画祭監督週間・マイケル・パウエル賞を受賞するなど批評家たちの高い評価を受けた。1997年のボスニア紛争を描いた 『ウェルカム・トゥ・サラエボ』がカンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品、1998年には『アイ ウォント ユー』がベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品されるなど国際的に評価を高める。その後も、マイケル・ナイマンと初タッグを組んだ英国インディペンデント映画賞最優秀作品賞を受賞した 『ひかりのまち』(99)、再びナイマンと組んだ『めぐり逢う大地』(00)、音楽映画 『24アワー・パーティ・ピープル』(02)、SF映画 『CODE46』(03)とジャンルにとらわれない幅広い作品を発表、ついに2002年亡命のためイギリスを目指すパキスタン難民の少年をドキュメンタリー・タッチで描いた『イン・ディス・ワールド』で、みごとベルリン国際映画祭金熊賞を受賞。イギリスを代表する映画監督の地位を確固たるものとした。その後も『グアンタナモ、僕達が見た真実』(06)でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞。この他に『9 Songs ナイン・ソングス』(04)、『トリストラム・シャンディの生涯と意見』(05/TV)、『マイティ・ハート/愛と絆』(07)、『キラー・インサイド・ミー』(10)、『トリシュナ』(11/F)などがある。 近年も『24アワー・パーティ・ピープル』でも起用したイギリスの人気コメディアン、スティーブ・クーガンを主役に据えイギリス湖畔地方のレストランを巡るロードムービー『スティーヴとロブのグルメトリップ』(10/TV)や、クーガンを再び起用し性風俗ビジネスで巨万の富を築いた実業家ポール・レイモンドの人生を描いた「The Look of Love」(13)、『スティーヴとロブのグルメトリップ』をイタリアに舞台を移した続編「The Trip to Italy」(13)、「The Face of an Angel」(14)など精力的に作品を発表し続けている。

MELISSA PARMENTER  Producer メリッサ・パーメンター (プロデューサー)

マイケル・ウィンターボトムの製作会社である「レヴォリューション・フィルムズ」で10年間プロデューサーやライン・プロデューサーとして携わる。2004年のウィンターボトム監督作品『9 Songs ナイン・ソングス』(04)に、アソシエイト・プロデューサーとミュージック・スーパーバイザーとして参加。初めてプロデューサーを務めた作品は、BBCが出資した、イギリスの有名アーティスト、トレイシー・エミンの映画監督デビュー作「Top Spot」(04)。その後はウィンターボトム監督『グアンタナモ、僕達が見た真実』(06)を アンドリュー・イートンと共にプロデュース、「Genova」(08)のライン・プロデューサー、「The Shock Doctrine」(09)の共同プロデューサー、テレビシリーズ「The Trip 」(10)、『スティーヴとロブのグルメトリップ』(10/TV)、『トリシュナ』(11/F)、「The Look Of Love」(13)、「The Trip to Italy」(14)でプロデューサーを務めるなど、近年のウィンターボトム作品に参加している。プロデューサーとして活動しつつ、ウィンターボトム監督作『キラー・インサイド・ミー』(10)「Genova」では、オリジナル音楽の 作曲もしている。他にも、パーメンターのピアノ音楽は、ウィンターボトム監督『マイティー・ハート/愛と絆』(07)と『9 Songs ナイン・ソングス』、自身のプロデュース作品「Top Spot」にも起用されている。

MICHAEL NYMAN  Composer マイケル・ナイマン (音楽)

1944年3月23日、イギリス・ロンドン生まれ。 英国で最も革新的で有名な作曲家の一人で、映画音楽、バレエ、オペラ音楽など数多くの楽曲を手掛ける音楽界の巨匠。演奏家、指揮者、バンドリーダー、ピアニスト、作家、音楽評論家、また写真家、映画監督としての顔も持つ。1960年代後半、20代にして、抽象絵画を表現する"ミニマリズム"という表現を音楽評論の世界で初めて用い、音楽界に名を記した。1976年、ザ・カンピエロ・バンドを結成。バンドは、マイケル・ナイマン バンドと名を変え、30年以上にわたり彼の独創的かつ革新的な作曲活 動の実験の場となっている。ナイマンの最も注目すべき楽曲は映画音楽で、ピーター・グリーナウェイ監督『英国式庭園殺人事件』(82)『コックと泥棒、その妻と愛人』(89)、パトリス・ルコント監督『仕立て屋の恋』(89)『髪結いの亭主』(90)、ハリウッド大 作のアンドリュー・ニコル監督『ガタカ』(97)、ニール・ジョーダン監督『ことの終わり』(99)『恍惚』(03)等多数。1993年のジェーン・カンピオン監督『ピアノ・レッスン』のサウンドトラックCDは、300万枚以上の売上げを記録した。マイケル・ウィンターボトム 監督とは、『ひかりのまち』(99)『めぐり逢う大地』(00)、本作『いとしきエブリデイ』でタッグを組んでいる。また、『9 Songs ナイン・ソングス』には本人役で出演もした。近年では、ジェームズ・マーシュ監督『マン・オン・ワイヤー』(08)、トリーシャ・ジフ監督『メキシカン・スーツケース ロバート・キャパとスペイン内戦の真実』(11/2013年8月日本公開)等がある。また、ブラーのヴォーカリスト、デーモン・アルバーンと共に、アントニア・バード監督『ラビナス』(99)のサウンド・トラックアルバムを手掛けたり、デヴィッド・マッカルモントとアルバムをリリースするなど、若手と組んで斬新な音楽を生み出すことにも精力的である。

LAURENCE CORIAT  Screenplay ローレンス・コリアット ( 脚本)

フランス出身。 マイケル・ウィンターボトム監督『ひかりのまち』(99)で映画脚本家デビュー。他に、サンドラ・ゴールドバッハー監督『ミー・ウィズアウト・ユー』(01)、ウィンターボトム監督「Genova」(08)、マーク・エヴァンス監督「Patagonia」(10)「Hunky Dory」(11)等の脚本を執筆。また、複数のショートフィルムの監督、脚本を手掛けている。

『 』…日本公開 「 」…日本未公開 『 』(F)…映画祭・特別上映 『 』(TV)…テレビ映画

Copyright(c) 2013 Crest International Inc. All rights reserved.