山猫 4K修復版
作品情報
イタリア有数の名門貴族の末裔ルキーノ・ヴィスコンティ、最後のメッセージ
4Kヴィスコンティ プリントで見るか、デジタルで見るか。
イタリアの至宝ルキーノ・ヴィスコンティの不朽の名作『山猫 4K修復版』を、初めて35mmプリントとデジタルで同時上映することが決定。ヴィスコンティの命日である3月17日(日)より、東京都写真美術館を皮切りに全国順次公開いたします。
イタリア王国誕生の夜明け、ヴィスコンティの分身とも言える、シチリアを統治するサリーナ侯爵の滅びゆく美学を描いた一大巨編。先ごろ引退を宣言したアラン・ドロンをはじめ、バート・ランカスター、クラウディア・カルディナーレなど豪華キャストに加え、撮影に36日間をかけたといわれる大舞踏会シーンなど、伝説のエピソードに彩られた映像の世界遺産とも呼べる作品です。
2010年、マーティン・スコセッシ設立のフィルムファンデーションとGUCCIの資金提供により1万2千時間をかけて復元された4K版を、今回特別に、35mmプリントとデジタルの両方で上映します。どちらでヴィスコンティを堪能するかというぜいたくな悩み。プリントとデジタルの同時上映は初の試みとなり、最後の劇場公開となります。
■東京都写真美術館ホール 上映詳細
日程:3月17日(日)~3月31日(日) 休映:3/18(月)、3/23(土)、3/25(月)
時間:3/17 (日)のみ ①10:30~/②15:15~
それ以外 ①10:30~/②14:30~
※連日、フィルムとデジタルを一回ずつ上映。3/17、3/21、3/24、3/30はレクチャー「ヴィスコンティ講座」を予定。
講座詳細はチラシをご覧ください。
入場料金:特別興行につき 1,800円均一