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巡礼の道
サンティアゴ巡礼の道とは巡礼路地図
スペイン北西部に位置する中世の面影を残す街、サンティアゴ・デ・コンポステーラは、エルサレム、ローマと並ぶキリスト教3大聖地のひとつ。9世紀にキリスト12使徒の一人である聖ヤコブの墓がこの地で見つかったとされ、11〜12世紀には多くの巡礼者を集めた。巡礼路のシンボルはホタテ貝で、サンティアゴの方角を示すサインとして路のあちこちに見かけられる。
巡礼路は、1993年に世界遺産に登録されている。また、紀伊半島の熊野古道とは姉妹路になっている。
フランスからサンティアゴを目指す巡礼路は、主に4コースあり、映画は、フランス南東部の街ル・ピュイから出発し、中央山地からピレネー山脈を越えてスペインへ、ひたすら西へと向かう最も景観の美しい約1500kmのコースを描いている。こちらのフランス側の巡礼路とその道にあるすべての建物も1998年に世界遺産に登録された。
サンティアゴ・デ・コンポステーラのコンポステーラとは、「星の平原」という意味を持つ。
サンティアゴは、聖ヤコブのスペイン語。フランス語ではサン・ジャック、英語ではジェイムスとなる。
この巡礼路を題材とした映画にルイス・ブニュエル監督の『銀河』(68)、書籍ではパウロ・コエーリョの『星の巡礼』など多数ある。

1 ル・ピュイ・アン・ヴレ

ノートル・ダム大聖堂

ノートル・ダム大聖堂 12世紀のロマネスク様式の大聖堂。聖堂内には伝説の「黒いマリア像」があり、現在も多くの人が訪れている。
2 モアサック

サン・ピエール修道院

サン・ピエール修道院 12世紀のロマネスク様式の教会。回廊の柱頭彫刻とタンパン(入口上部の装飾)はロマネスク彫刻の傑作。
3 サン・ジャン・ピエ・ド・ポー

サン・ジャン・ピエ・ド・ポー旧市街のサンジャックの門から聖地サンティアゴまで約750km。この街から歩き始める人も多く巡礼の宿場町となっている。
4 ブルゴス

ブルゴスのカテドラル(大聖堂)

ブルゴスのカテドラル 13世紀から300年の月日をかけて建てられたゴシック様式のカテドラル。トレド、セビーリャと並ぶスペイン三大カテドラルの一つ。

カスティーリャ平原

カスティーリャ平原ブルゴスからレオンまでの約200kmは平坦な道がどこまでも続く。メセタと呼ばれる赤茶げた大地を歩き続ける。
5レオン

レオンのカテドラル(大聖堂)

レオンのカテドラル(大聖堂)14世紀に完成したゴシック様式のカテドラル。大きなバラ窓と内部のステンドグラスはスペイン一素晴らしい。
また、レオンにはスペインが誇る最も素晴らしいパラドール・サン・マルコス、ガウディが住宅・マンションとして設計したネオ・ゴシック様式の建物カサ・デ・シロス・ボディーネスなどもある。
6アストルガ

司教館

司教館 ガウディが設計した司教館。奇抜なデザインのため司教が住むのを躊躇ったという。現在は巡礼博物館になっている。
8サンティアゴ・デ・コンポステーラ 
8サンティアゴ・デ・コンポステーラ

サンティアゴのカテドラル(大聖堂)

サンティアゴのカテドラルロマネスク様式のカテドラル。中世よりすべての巡礼者はこのカテドラルを目指して歩いてきた。この大聖堂で、巡礼者の体臭を消すために始まったといわれるボタフメイロ(大香炉)の儀式が行われる。
スペインに二つしかない五つ星のパラドールのひとつであるパラドール・オスタル・ロス・レイジェス・カトリコスがここにある。
モンテ・ゴソ

モンテ・ゴソ丘の上のモニュメント。歓びの丘と言われ、数百キロを歩いてきた巡礼者がはじめてサンティアゴのカテドラルを目にする場所。
8フィニステレ

フィニステレ大西洋に面した街。フィニステレとは「地の果て」という意味を持つ。この街を訪れて巡礼の旅を終える。
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写真提供:安田知子 「ぶらりあるき サンティアゴ巡礼の道」(芙蓉書房出版刊)著書
写真の無断転送・転載はお断りいたします。
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